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小豆島お遍路情報

お遍路情報 小豆島八十八ヶ所霊場 島四国

 

お遍路とは、弘法大師空海の足跡を辿り、八十八ヶ所の霊場を巡礼すること。

小豆島八十八ヶ所霊場は、四国八十八ヶ所霊場とほぼ同じ時期に開設されたと言われています。弘法大師空海が高野山を開く前に修行したコースとして残り、歴史があります。行程が四国霊場の約1/10の手軽さということもあり、毎年全国各地から多くの方が訪れ、【島四国】と呼ばれ親しまれています。

道程は、徒歩で約7~8日間・車で約3~4日間。美しい自然の中、島全体を回るようになります。国指定の重要文化財や天然記念物等も数多くあります。山岳霊場への遍路道は、修行にふさわしい厳しい岩場を鎖で登っていくような場所もあり、変化に富み、心身の疲れを癒してくれます。

江戸時代から西国三十三所観音霊場、熊野指、善行寺参りなど庶民の間に巡礼が流行するようになり、そのうちの一つが四国八十八ヶ所になります。これを模して四国別格(番外)霊場や小豆島には小豆島八十八ヶ所霊場、江戸には御府内八十八ヶ所霊場など全国各地に大小さまざまな巡礼地が作られました(移し)または(写し)ともよばれ四国遍路隆盛の証左とも言われています。

初めての八十八ヶ所霊場をされる方などは、小豆島の島遍路をおすすめいたします。短い期間で回れ、体にも負担が少なく、時間に余裕のない方などには、特におすすめです。

ほとんどの霊場から海を臨めるのも魅力に一つです。

他の巡礼地と異なり、小豆島八十八箇所を巡ることを島遍路といい、地元の人々は巡礼者を島お遍路さんと呼びます。また、霊場に参詣することを「打つ」と表現します。八十八箇所を通し打ち(後述)で巡礼したといいます。

遍路は順番どおり打たなければならないわけではなく、各人の居住地や都合により、どの寺から始めてもよく、移動手段や日程行程などもさまざまである。1度の旅で八十八箇所のすべてを廻ることを「通し打ち」、何回かに分けて巡ることを「区切り打ち」といいます。順番どおり廻るのを「順打ち」、逆に廻るのを「逆打ち」(ぎゃくうち、または、さかうち)という。近年は順序にこだわらず打つことを「乱れ打ち」といわれている。一般的には順打ちによる道案内がなされており、逆打ちは道に迷うといった苦労も多いため3倍の御利益があるともいわれています。

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