秋の小豆島瀬戸内国際芸術祭2016

瀬戸内国際芸術祭の秋会期は10月8日（土）～11月6日(日）の期間になります。瀬戸芸も今回で3回目を迎え、かなり充実しているのではないでしょうか。春、夏会期から継続している催しもあります。イベントや作品など新たに展示されているものもあるようです。今年の瀬戸芸は、食がテーマらしいです。どのように進んでいるかはあまり見えてこないですが・・・。食は人それぞれ好みがありますから難しいですね。

島内にある港を中心に色々な作品が展示されているようです。新しい作品として、草壁港に『石の島の石』という公衆トイレがあります。建築家【中山英之氏】による作品です。素材はコンクリート打ちっぱなしのように見えて実は違う。大坂城の城壁に使用されている小豆島の石の文化に強く惹かれ、この公衆トイレの素材に小豆島の石を使用しているそうです。トイレなのに見どころがあり、床の表面を削る【とぎだし】や、天井と外壁には、【こたたき】と呼ばれる技法を使っているそうです。さすが芸術祭に合わせて作られたアートトイレですね。

夜になると、光のアートに変わり、草壁の港を照らします。とても幻想的な雰囲気になります。島は日が暮れると大変暗いので、この公衆トイレが港のモニュメントになっています。是非、小豆島にお越しの際は、この草壁港の公衆トイレを使ってみてください。